日常生活状況報告書の正しい書き方
日常生活状況報告書とは、交通事故の前と後とで被害者の日常がどのように変化したかを自分で記載する書類です。後遺障害診断書と合わせて提出します。
とくに決まった様式はなく、A4用紙の上の方に「日常生活状況報告書」とタイトルを入れ、日付と名前と本文を書いたものでOKです。
「以前は○○できていたのに今では○○するのにも精一杯で、そのせいで仕事を辞めざるを得なくなった。また収入も以前は○○万円あったのに今では無収入になってしまい・・・云々」
というような感じです。
ポイントとしては事故前と事故後によって、どのように変わってしまったのかがわかるようにすることです。
これは可能な限り詳細に記載したいところです。
相手方の乱暴な運転により一方的に起きた理不尽な事故の場合、その結果いまの苦しみがあるのだということを考えると、怒りと悲しみで書こうにも筆がなかなか進まないという声も聞きます。
人によっては精神的にも非常に辛い作業となりますが、あった方が後遺障害の認定において有利です。