自分が加入している保険からも保険金がもらえる
交通事故に遭った場合に保険金を請求するのは、何も相手側の保険会社だけではありません。
自分の入っている保険からも保険金がおりることがあります。というより、大抵の方はもらえると思っていてよいかも知れません。
通常みなさんは生命保険なり傷害保険なりに入っていると思います。まずは自分の入っている保険会社の問い合わせ先をリストアップして、片っ端から「交通事故にあって治療が終わったのですが、何かもらえる保険金はありませんか?」と電話で問い合わせてみて下さい。
何月何日に交通事故に遭って入通院期間は何日で・・・と伝えていけば、結構な額の保険金を受け取れることが多いです。
よく聞く金額でいうと入院1日あたり5,000~20,000万円、通院1日あたり2,000円~5,000円といったところでしょうか。
入院1ヶ月、通院6ヶ月(通院日数120日)だとして多い人だと100万円くらいもらえるのです。
後遺障害に認定されていたらさらに上乗せされます。
金額は後遺障害等級や保険のプランによって変わりますが、その額は通常十数万円~数百万円です。
しかもこれらのお金は示談金とは全く別です。
加害者側(相手側)の保険会社とは何ら関係無い話ですので、過失割合を一切考慮する必要はありません。全てあなたのものです。
つまり自分の入っている傷害保険からどれだけ多く保険金をもらったとしても、それとは別にさらに示談金を相手保険会社からもらえるわけです。
申請しない手はありません。
どれだけ申請をしても等級は下がらない
これらの保険金は事故を証明できる書類さえあれば、ものの1~2週間ですぐにあなたの口座に振り込まれます。
保険会社特有の嫌がらせ、出し渋りが無いのです。
そしてさらに嬉しいことがもう1つあります。
申請しても等級が下がらないのです。
例えば運の悪いことに1年に3回交通事故に遭ったとします。それぞれの事故で入通院をした場合、治療が完了した時点で自分の加入している保険会社に1年に3回も申請することになります。
でも嫌な顔一つされず3回とも保険金をすんなり受け取れます。
そして等級は据え置きなのです。
治療が終了したら自分の入っている保険会社に電話して、何かもらえる保険金は無いか必ずチェックしましょう。
申請し忘れている人がかなり多いので、絶対に忘れないようにしたいところです。